ROAD TOURING REPORT 坂脇峠

この日、関東地方は秋雨前線の影響で天候が優れないと予報されていた。
3連休は全滅になる恐れがあったので早目に行動しようと平日の連休前日にピンポイント予報を信じて少しでも天気が持ちそうな場所に行こうと考え中央高速道の勝沼IC迄、車を走らせた。
予報では早朝6時位から12時位までは天気が持つとされていたが7時を過ぎても天候の回復は無く鉛色の空が広がっていました。その為、当初予定していた有名な大菩薩行きを諦め更に西へ車を走らせる事にした。
西側に行けば確か天気が少しだけ良いはずなのを出掛ける前に確認していたからである。 それにしても困った。どこへ行けば?? 
地図を広げ割と短時間で周回出来る場所を探さねばならないのだ。 やむなく往路するコースも考えたが私のポリシーがそれを許さないので必至に考えた。 甲府は高い山に囲まれた盆地で知られている。 盆地の中なら雨雲が高山を越えるのに時間が掛かると思い盆地中央部に目を凝らした。 そこで見つけたのが今回のコースです。
ロードバイクで行けるのか? 全面ダートの林道なのか? 標識などはちゃんとあるのか? 様々な疑問を抱えながら決定した。 果たしてちゃんと走れるのだろうか???


今回のデポ地は山梨県牧丘町の国道140号沿いにある 道の駅「まきおか」にしました。 天気はまだ良くならないが先程よりは大夫良い。 AM8:00にここを出発します。


道の駅の正面の交差点を旧道の140号方面に進み ます。 写真正面の道です。


まずはいきなり下りです。 おっ!天気が良くなってきた。 この時点では気温はまだ16℃しかなくいきなりの下りは 相当寒いものでした。


道なりに牧丘町の役場前を通過して新道と合流後、直ぐ に左折して県道に入ります。 もっとショートカットする道があるのですが恵林寺を見たい ので寄り道しました。


これが恵林寺です。 「心頭滅却すれば火自ら涼し」で有名な武田信玄の 菩薩寺です。 天正10年(1582年)武田氏滅亡後、織田信長により 全焼しました。 中を観覧する事も出来ます。


恵林寺の丁度裏側に廻ると水路がある道に出ます。 情緒がありますね〜


水路沿いにひたすら真っ直ぐ行くと写真の交差点に 出ます。 途中、松里中学校の前を通ります。 この交差点を右折します。


右折すると広い道で少し上り、上り切った所に市民体育 館があります。 ここから道なりに下ります。 この道はとても気持ちの良い道でした。


市民体育館から下ると写真の交差点に出ます。 県道207を左折して玉宮方面に行きます。 ここから上り開始です。


県道207に入ってから直ぐにゴミ処理の工場が有り とてつもなく臭いのですが、それもほんの僅かで田舎 らしい風景が広がります。 斜度はドンドン増してきます。 途中に座禅草の公園があるので興味のある方は寄って 見てください。


玉宮のバス停です。 何故か「焼き鳥」の提灯が有ります。 ここから先は更に斜度を増してきます。 途中で合った村人に自転車で上がってくる人は初めて 見たと言われ、観光道で無い道の為、先が不安になる。 この先、いったい何が有るのだろうか?


急斜面に作る為、田や畑は段々の棚田作りみたいに なっています。 それにしてもキツイ坂だ。


集落を抜けると林道の分岐があります。 左は行き止まりと書かれているので右折です。


ここに来てようやく林道の全容を表す看板を見つけた。 上の写真の右側に観光用では無いけど有ります。 この地図によると分岐の様な所が幾つかあります。 私の持っている高原地図には載っていません。












分岐を過ぎると急に緩やかな道になります。 時折、工事用のダンプが走っていますが何故か纏まって 走ってくるので通り過ぎると暫く誰にも会いません。 静かで横には清流が流れています。


林道の途中から見えた景色。 斜度はドンドン緩くなるので上ってきた感じがしませんが かなり、高い所に来ました。 雲が近い。


途中、東屋を発見しました。 全く観光用の案内も無いのでちょっと以外でしたね。 少し、紅葉が始まっています。 この辺は原生林が多く紅葉には静かで良い所になるで しょう。 正に穴場スポットです。


どうやら、ここが「坂脇峠」らしい? 何の標識もなく峠と示す物も有りません。 直進はダートで右折方向は舗装路なのでどこに行くか 分かりませんが迷わず右折して下りに突入。 ここまで県道に入って上り開始してから9,5kmです。 集落の中の上りが辛かったけど林道に入ってからは ずっと緩い上りなので何だか拍子抜けしてしまった。 普通は逆ですよね〜


下り途中から見えた景色。 素晴らしい!!  縞模様に見えるのは雲の影です。 それにしても良く腫れた。 この時期に半袖焼けをしてしまった。


ここの分岐は要注意。 右側は良く整備された綺麗な道。 左側、直進方向は簡易舗装のコンクリートの道。 地図には無い道ですが新しい道と言う事は地図に無い はずなので直進して古い道に行きます。


道はドンドン悪くなり所々、コンクリートが崩れて地面が 剥き出しになってる所もあります。 人家と思いきや廃墟だし人のいる気配はドンドン失われ て、もしかしたら工事用の道で谷に降りて行き止まりなの ではないかとか色々考えた。 そこで分かるはずもないのだが地図を何度も見ている うちに気が付いた。 地図に載ってる道は確かに沢沿いの道だ。 普通ならもっと早く気づくよね。 多少の不安は残るが激下りをして来たのでこのまま進む 事にした。


やがて道はダートに変わる。 ここはゆっくり自転車を降りて歩く事にした。 ダートに変わる迄は何とか乗車出来ます。 ダートの道も300m位で下りだしのんびり歩く。


上手い具合にのんびり歩いていると左側に綺麗な川が 流れていて滑り台の様な20m程の滝が有りました。 写真を撮ったのですが残念ながら上手く写らなかった ので行った人は是非見てください。 他の所なら間違いなく観光名所になっているはずの滝が 無名の滝になっている。


短いダートの散歩が終わると舗装されて間もない綺麗な 道になります。 紅葉すれば独り占め出来る秘密の場所ですね。


途中、滑り沢キャンプ場と言うのがありそれを過ぎて 暫く行くとまた、ダートの道になります。 このダート区間も短く良く締まっているので25cのタイヤ だと何の問題もなく走れます。


豪農とでも言うのでしょうか? 巨大な門に巨大な家で壁も屋根も全て白。 和製ホワイトハウスの様でした。 この屋敷の直ぐ下に国道140が見えます。


笛吹の湯がある国道140の城山トンネル(写真右側)と トンネルを巻く道です。 このまま国道を下ってもデポ地に行きますが寄り道好き の私は巻き道で行きました。


のどかです。 しかも、ずっと下りだから気持ちいい!


巻き道終点から一度、国道に出て三富小学校の先を 左折してまたもや寄り道しました。 トンネルの手前、歩道橋の有る所から左に下ります。


寄り道すると「一の橋温泉」があります。 この温泉宿の前を流れる渓谷は絶景です。 是非、寄り道してください。


寄り道を終え国道を走ります。 平日と言う事もあり交通量は少ないです。 路肩は広く車をあまり意識せず走れます。


一の橋温泉から2.5kmでデポ地に到着。 写真の交差点の右側が道の駅です。 今回のコースは総距離28kmと短く迷っても3時間で 周回出来ました。 距離が短いので他の観光名所等、寄り道して行くと良い と思います。 秘境に近い探索を是非味わってみてください。 写真では紹介しきれない珍しい物も沢山あり飽きる事は 有りません。 ちなみに坂脇峠からデポ地まではずっと下りです。