ROAD TOURING REPORT 旧甲州街道  笹子峠

旧道の甲州街道散策もこれで最後です。
手軽に行ける距離で旧道らしさを残しているのは笹子周辺だけなので残りを見たくなり行って来ました。 今回はカー&トレインのプチ輪行を交えてみました。
それには理由があり国道20号・新笹子トンネルは自転車の通行可になってはいるのですが知ってる 人も多いと思いますが交通量が多いオマケに物凄く長い。 こんなトンネルをもし、自転車なんかで通ろうものなら確実に出口に辿り着く前にミンチになるでしょう。 かと言って旧道を往復したくない。 そこでやむを得ず電車で2駅先まで輪行しました。


車を地元の人のご好意で休日は 使用されていない何かの出張所に 置かせて貰いました。 しかも、駅まで歩いて1分の所です。 デポ地で自転車を輪行袋に詰めて 歩いて駅まで行きました。 早朝のせいか駅員は居らず笹子駅 から乗ったと証明する切符みたいな 紙を取る。 私以外誰も駅にいない。


勝沼ぶどう郷駅まではおよそ15分。 私が到着した時は駅の改札である シャッターは閉まっており、そのまま 通過して降りてしまった。 しょうがないよね〜誰もいないんだ もん。 それにしても電車が動いている 時間帯なのに駅員がいないとは 何とものどかな場所である。


駅は少し高台に有る為、下車すると 目の前にいきなり大展望が開ける。 ここで自転車を組み立てまずは 葡萄の丘を目差す。 写真右側の少し高くなった所がそう です。 駅を出て右へ後は葡萄の丘と書か れた案内板を辿れば良いわけです。


ここが葡萄の丘にある鐘がある 展望台です。 一人で恥ずかしかったが力一杯、 鐘を鳴らしてみました。 旅の恥は掻き捨てですからね。


写真では分かりにくいですが真ん中 より少し右側が降りた駅です。


平に見える所は全て葡萄畑です。 物凄い数です。


遠くに八ヶ岳連邦が見えます。 素晴らしい景色でした。


葡萄の丘を反対側に下ってくると 県道38にぶつかります。 私はここを左折して葡萄畑の中を のんびりと国道20号目差して走り ました。 葡萄の丘からの下りは実に爽快で 気持ちよかった。


手の届く所に葡萄がぶら下がって います。 ほのかに良い匂いがしますが私は 実よりも後に出来たワインしか興味 が有りません。


車に怯えながら国道20号を大月 方面に上って行くと笹子峠入り口を 示す道標があるのでここを右折。












この写真は駒飼宿の地図です。 下は昔の姿を撮したものです。 こんな写真があると先が楽しみになってしまう。











駒飼宿の現在の様子です。 以前紹介した宿場より遙かに近代的 なので少し残念。 1868(慶応四年) 駒飼宿は新鮮組の近藤勇が甲陽鎮 部隊を組織して甲府城に立てこもる 板垣退助と決戦する為、軍議を開き 3月6日、倒幕軍と衝突したが敗戦。 江戸方面に敗走したとされている。 昔はこの先の峠を越えるのは大変 だったろうから疲れたんでしょうね。


僅かだが古い建物も残っている。 この家、屋根も壁も全部、赤なのです


駒飼宿を抜けると峠に向かう道らしく 静かな山の中。 車が全然通らない。


現在使われている林道とは別に 本当の甲州街道があります。 ここがその入り口。 馬や馬車・荷車まで通っていたのだ から道幅もそれなり有る。


峠最高点の直ぐ下に休憩所があり ました。 ここからの眺めも素晴らしかった。


笹子墜道。 こちらは甲府側の入り口です。 電灯はなく真っ暗。 入るのに勇気がいるトンネルだ。


写真がボヤけてしまったがこちらが 反対側です。 甲府側とは対照的に古さを感じる。 笹子墜道は昭和13年に完成。 全長250m 甲州街道最大の難所とされてきた 峠をこのトンネルの完成で大夫、楽 になったに違いない。


さて、いよいよ笹子駅に向かって ダウンヒル開始である。 甲府側に比べ斜度がキツイ。 この後、快調に飛ばしていたら何と パンクした。 パンク修理のスペシャリストの私は ひるまずチューブごと交換した。 しかし、穴の空いた場所が悪かった。 タイヤの横なんだよね〜 空気入れたら横からチューブが プリッと出てしまった。 気にせずダウンヒルを楽しむ。


線路も何も無いのに踏切がある。 異様だ。 撤去し忘れたのだろうか?? ここは新田集落。 稲穂が金色に輝いていた。 もう、秋なんだね〜


ここで国道20号と合流する。 この後は一気に笹子駅まで下る。


正に独り占めして走る。 今回の走行距離は28km 時間は3時間くらいでした。 もう少し、古風な雰囲気を味わい たかったが、これも時代の流れで しょうがない。 お手軽サイクリングにはお勧めです。