実はこの日大変なことになりました。
いつも通りに計画を立てて臨んだのですが、房総は奥多摩などと違い、ハイキングコースなどが整備されているヶ所が少なく、地図にものっていないルートが多数存在しています。低山ですので、いくつかのルートを繋げて一日のコースを構成していました。この日は三つの目的地があって、二つ目までは順調でしたが、三つ目に向かう段階で時間の読み間違いがありました。二つ目の目的地を出発する段階で午後2時。次の目的地までは歩きで40分程の距離でした。しかし、下見はしていないので、実測ではありませんでした。出発後、ほぼ予定通りに第三の目的地に到着。長めの休憩の後、下山を開始。この先は途中までは地図に載っているルートですが、その先は載っていませんでした。ガイドブックに大体のルートが記載されていたので、そこへ向かう予定でした。
道は荒れていて、乗車率は60%程。他の下山ルートを示す標識のある分岐を一度通過し、前進しました。その後二つ目の分岐が出現。
一方は標識のある下山道、ですが、そこへ下りると山の反対側で、デポ地は遠い。しかもガイドブックのルートとは方角が違う。もう一方は標識は無いが、踏み跡はある道で、方角はほぼ正しい。少し徒歩で下見に入って、コース状況を確認し、結局その道(標識の無い方)へ進むことにしました。この時点で3時。
30分程進んだところで、道が激しく荒れはじめ、隊長が徒歩で先を確認しに行く。
行けないことはないが、先の予測ができないのと、沢に向かっているかもしれないということ、日暮れが迫っていること等を考え、戻ることを決断。
先程の分岐まで戻り、標識のある方へ進むかと思いきや、隊長の判断により、更に1つ前の分岐へ戻ることに決定。何故なら、時刻は4時で、その分岐から下界までは3.4キロで未知のルートだが、ひとつ前の分岐からは0.9キロで、ここからその分岐までは1キロ強だからでした。山男である隊長は冷静に前後のルートの記憶を呼び戻し、メンバーを安全な方向へ導きました。
ここからは時間との戦い。一度通ったルートとはいえ、道は険しく、すでに7時間ほど山中にいるため、メンバーの疲労もピークに達し始め、転倒してあわや、という場面も。焦る気持ちと裏腹に分刻みで闇が降りはじめ、視界が悪くなってくる。0.9キロとは思えないほどの苦しい道程。下山道とはいえ、アップダウンの繰り返し改めて思ったのが、千葉の山は岩場が多いということ。両側が激しく落ち込み、切り立った崖のような場所がいくつもあり、夜道は大変危険です。
辺りがすっかり暗くなった頃、時間は6時近かっただろうか、隊長の『林道に出た』の声にメンバーの顔に安堵の色が広がった。
何とか無事に山は下りた。しかし辺りは真っ暗で、周りを確認することもままならない状況。そこにあった案内板でおおまかな現在地を確認し、国道を目指すことにする。ここで奇跡が起きた。メンバーの1人がライトを持っていたのでした。町中を走るためのもので、光量はさほどありませんが、闇の中では驚く程明るく感じられました。そして彼を先頭に出発。5メートルも離れると存在が解らないほどの暗さの中を先頭車の明かりを頼りに進む。
林道とはいえ、まだ山の中のようなもの。油断はできない。休憩ポイントでは水分や食料に余裕のある者が無い者へ分け与え、ハンガーノックを防ぐ。
1時間程走った頃、ようやく人家が見えはじめ、ここではじめて安心することができた。そこからは県道、国道をひたすら漕ぎ、デポ地に向かいました。
デポ地着は8時半。今朝の9時に出発以来、実に11時間半という長丁場になってしまいました。
後日、GPSで軌跡を辿ると、引き返したのは正解で、あのまま強行していたら、山中一泊になっていたかもしれませんでした。反省点は、2時の段階(第二目的地)でデポ地に戻る決断ができなかったこと。低山だからとすこし甘く考えていたことが挙げられます。普段走っている奥多摩あたりであったなら、もっと慎重に行動していたはずなのに、今回はそれができませんでした。多いに反省しなければなりません。
しかし結果的にケガもなく無事に戻って来られたことは良しとしなければいけないのかもしれませんね。

んんん??無人か?後続が来ないので、様子を見に行ってました。
この道は山頂のおそば屋さんから自転車じゃ下りられないと言われていたんですが、来て良かった!!

実は後ろでクラッシュしてました。幸いケガもなく、走行続行。お〜い、大丈夫なのかぁ〜?

苔の生えた岩場をクリア!写真で見ると大したことないようですが、上に居る彼の位置から見ると、結構ビビリます。

部長もトライ!実は前の写真よりもこっちが先なのですが、この後クラッシュします(笑)

しんさん、ゴー!!
当日の案内役のしんさん。
お疲れさまでした。

さっきよりは楽な岩場へ。
う〜ん、いいフォームですね。腰を引き、前傾姿勢で腕に余裕を持たせて進入してます。見習いましょう。

エドリンもゴー!!
普段慎重な彼も果敢にアタック!
お見事クリア。

引き続きしんさんもクリア!
楽しいっすね〜。今のところは・・・。

写真が前後してますが、山に入る前の舗装路です。
ガンバレ!ガンバレ!

後続を待って休憩〜。暑くなったら上着は脱ぎましょう!